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環境:Windows


Windowsが立ち上がる時にネットワークドライブへの接続をスクリプトで自動化していますが、ある時からWindows立ち上げ時に「ローカル デバイス名は既に使用されています」という通知が出てネットワークドライブに繋がらなくなりました。これに対処した時のログを残します。

というより net use コマンド+Windows再起動ですぐに治ったので特別に何かをしたわけではありませんが、何らかの形で残っているネットワークドライブ名の情報をWindowsから強制的に削除することで対処しました


Ctrlキー + Shiftキーを押したままコマンドプロンプトを管理者モードで立ち上げ

net use コマンドを打ち込む
net use ドライブレター /delete

例)
ここではネットワークドライブにドライブレター Z: を割り当てていたとする
net use Z: /delete

エンターキーを押し再起動したら私の環境では「ローカル デバイス名は既に使用されています」というERROR通知は出なくなりました



次回、このようなERRORを出さない為の対処法も考えてみました

ローカルグループポリシーに前述のコマンド書き込んだバッチファイルを登録し、Windowsログアウト時(終了時も含め)に強制的に一度接続を切るように明示してみました。

前述のコマンドを書き込んだバッチファイルを準備し、ファイル名を適宜に付け拡張子 .bat にして保存しておく

スタートメニューボタンを右クリックし「ファイル名を指定して実行」もしくはコマンドプロンプトを立ち上げgpedit.mscと入力しローカルグループポリシーエディタを立ち上げる(Windowsホームエディションをお使いの方は gpedit.msc を有効化する必要があります。詳しくはここを参考にしてみてください。)

▼左のツリー項目を順に掘っていく
[コンピュータの構成]
  [Windows の設定]
    [スクリプト(スタートアップ/シャットダウン)]

これを選択して、右側のペインに表示される[シャットダウン]をダブルクリック、[追加]をクリックし前述のバッチファイルを登録しておくと、Windowsシャットダウン前にバッチが実行され、ネットワークドライブへの接続を切断してからWindowsが終了される

以上です